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オメガ3の12の効能を解説!
EPAとDHAとは?

目次
- イントロダクション
- EPAとDHAとは
- オメガ3の効能:12の健康効果を解説
- 1日に必要なEPAとDHAの量
- オメガ3(EPAとDHA)を多く含む食品
- EPAとDHAが不足するとどうなる?
- NaturecanのEPA DHAカプセル
- オメガ3に関するFAQ
- まとめ
1. イントロダクション
オメガ3脂肪酸は、私たちの健康に重要な役割を果たす必須多価不飽和脂肪酸です。オメガ3脂肪酸は、魚、ナッツ、種子、植物油類の食品に含まれています。オメガ3脂肪酸には主に、α-リノレン酸(ALA)、エイコサペンタエン酸(EPA)、ドコサヘキサエン酸(DHA)の3種類があります。ALAは亜麻仁、チアシード、クルミなどの植物性食品に含まれ、EPAとDHAはサケ、サバ、イワシなどの脂肪分の多い魚に含まれます。
これらの脂肪酸は、脳や心臓の健康、炎症の軽減など、全般的な健康をサポートするために重要な役割を果たしています。この記事では、体にとってのオメガ3の重要性と、オメガ3の摂取量を増やすことで得られる健康上のメリットを解説します。
2. EPAとDHAとは
EPA(エイコサペンタエン酸)とDHA(ドコサヘキサエン酸)は、魚油や特定の藻類に含まれるオメガ3脂肪酸です。EPAとDHAは、心臓や脳の健康や、ウェルネスを全般的にサポートすることで知られる必須栄養素です。
■エイコサペンタエン酸(EPA)について
エイコサペンタエン酸(EPA)は、サケ、サバ、イワシなどの脂肪分の多い魚以外にも、よく魚油サプリメントに含まれるオメガ3脂肪酸です。EPAは、中性脂肪レベルを制御することで、心臓の健康維持をサポートしていると考えられています。さらに、EPAは認知機能や気分の調整に役立ち、精神的な健康にもポジティブな影響を見せています。1 2019年に発表された研究では、EPAには抗炎症作用もあり、関節のトラブルで悩まされている方の症状に効果的であると示唆されています。2
■ドコサヘキサエン酸(DHA)について
ドコサヘキサエン酸(DHA)は、オメガ3系脂肪酸の一種で、主に脂肪分の多い魚や魚油、藻類のサプリメントに含まれています。特に脳細胞の重要な構成成分であり、細胞の構造と流動性を保つことによって、脳の機能をサポートしています。DHAは、胎児期と幼児期において重要な栄養素で、成長と発達をサポートすると言われています。
DHAは網膜の主要な構造成分であるため、目の健康維持にも不可欠です。さまざまな研究から、DHAは高齢者の視力低下の予防に役立つ可能性が示唆されています。3
■ EPAとDHAの違いは?
EPAとDHAは、どちらも脂肪分の多い魚や魚油サプリメントに含まれるオメガ3系脂肪酸ですが、体内ではそれぞれ異なる役割を担っています。EPAは主に、抗炎症作用や心臓の健康維持で知られ、炎症を抑えたり、中性脂肪値を下げる可能性があると考えられています。EPAはまた、精神的な健康への働きも期待されています。
一方、DHAは脳の健康に不可欠である。DHAは脳細胞の主要な構造成分であり、年齢問わずに認知機能や記憶力など全般的にサポートします。さらに、DHAは目の健康、特に網膜の健康維持に貢献していると考えられています。
3. オメガ3の効能:12の健康効果を解説

① 心臓の健康維持
オメガ3脂肪酸、特にEPAとDHAは、心臓保護作用があることで知られている。中性脂肪値を下げ、正常な血圧を保ち、サラサラなめぐりをキープします。4
② 脳の健康維持
特にDHAは、脳の発達と機能に極めて重要であり、生涯を通じて認知機能や記憶力など、脳の健康を全面的にサポートします。5
③ 目の健康維持
オメガ3脂肪酸、特にDHAは、目の健康維持に重要な役割を果たし、視力低下の予防として役立つ可能性があります。6
④ 炎症を抑える
さらに研究が必要な分野ですが、オメガ3脂肪酸には抗炎症作用があると考えられ、関節や腸の炎症症状の緩和に役立つ可能性があります。7
⑤ メンタルヘルスのサポート
さらにエビデンスが必要ですが、オメガ3脂肪酸、特にEPAは、気分の調整との繋がりがあり、うつ病や不安症状の軽減に役立つ可能性があると期待されています。8
⑥ 肌のケア
オメガ3系脂肪酸は、お肌の水分補給をサポートし、肌荒れを抑えることで、皮膚の健康維持に役立ちます。また、乾燥による皮膚問題にも効果的であると考えられています。9
⑦ 睡眠の改善
特に不眠症のような睡眠障害を持つ人において、オメガ3が睡眠の質と持続時間に良い影響をもたらすことが研究結果で発表されています。10 ただし、長期的な効果を確認するためにはさらなる研究が必要であります。
⑧ 正常な血圧を保つ
オメガ3脂肪酸は正常な血圧を保つ働きがあり、高血圧やそれに伴う症状のリスクを下げると考えられています。11
⑨ 骨の健康維持
オメガ3は、カルシウムの吸収を高め、正常な骨密度を保ち、特に閉経後の女性においては大事な役割があると言われています。12
⑩ 妊娠中のサポート
妊娠中のオメガ3の十分な摂取は、胎児の正常な発達に不可欠であり、妊婦の健康もサポートしてくれます。13
⑪ 運動能力のサポート
オメガ3は、炎症を抑え、めぐりを良くするため、運動後のコンディションを整え、運動パフォーマンスをサポートすると考えられています。14
⑫ 腸の健康のサポート
腸内細菌の健康的なバランスを維持するのに役立ち、腸のトラブルによる症状を緩和すると期待されています。
4. 1日に必要なEPAとDHAの量
EPA(エイコサペンタエン酸)とDHA(ドコサヘキサエン酸)の1日当たりの推奨摂取量は、年齢、性別、健康状態、健康目標などの要因によって異なります。しかし、様々な健康団体による一般的なガイドラインでは、全体的な健康維持のために、EPAとDHAを合わせて1日あたり少なくとも250~500ミリグラム摂取することが推奨されています。
特定の健康状態や目標に対しては、より高い摂取量が推奨される場合があります。例えば、中性脂肪値が高めの人は、1日あたり1,000~4,000ミリグラムのEPAとDHAを摂取するとよいと言われています。
妊娠中および授乳中は、十分なDHAの摂取が胎児と乳児の発達にとって重要であります。一般的には、妊娠中および授乳中の女性が1日あたり少なくとも300ミリグラムのDHAを摂取することが推奨されています。
オメガ3系サプリメントは便利で効果的ですが、可能な限りEPAやDHAを豊富に含むサケ、サバ、イワシのような脂肪分の多い魚などの食べ物から栄養素を摂取することも大事です。
5. オメガ3(EPAとDHA)を多く含む食品

オメガ3脂肪酸、特にEPAとDHAを多く含む食品のリストはこちら:
■脂肪分の多い魚
- サーモン(1食あたり2150mg)
- サバ(1食あたり4580mg)
- イワシ(1食あたり1463mg)
- ニシン(1食あたり2150mg)
- アンチョビ(1食あたり411mg)
■貝類
- 牡蠣(1食あたり329mg)
- ムール貝(1食あたり700mg)
■海藻
- 海苔、わかめ、昆布を含む(1食あたり160mg)
■植物由来のソース
- チアシード(1食あたり5050mg)
- 亜麻仁(1食あたり2350mg)
- ヘンプシード(1食あたり2600mg)
これらの食品を食事に取り入れることで、1日に必要なEPAとDHAを摂取することができます。さらに、これらの食品を多様に摂取することで、その他の必須栄養素も多様に摂取することができ、健康的なライフスタイルにつながります。
6. EPAとDHAが不足するとどうなる?
必須オメガ3系脂肪酸であるEPA(エイコサペンタエン酸)とDHA(ドコサヘキサエン酸)が不足すると、さまざまな健康上の問題が生じてしまうと考えられます。EPAとDHAは細胞、特に脳と神経系、の重要な構成成分であるため、不足すると認知機能や記憶力、脳全体の健康に影響してくる可能性があります。
さらに、EPAとDHAは、炎症を抑えたり、中性脂肪値の制御、心臓の健康維持など、重要な役割を果たしています。そのため、不足すると心臓に関わるリスクが高まる可能性があるかもしれません。また、妊娠中から幼児期にかけてのEPAとDHAの摂取不足は、胎児や乳児の発育に影響を及ぼすかもしれません。
EPAとDHAの欠乏は身体と精神の健康に広範な影響を及ぼす可能性があり、食事にこれらの脂肪酸を十分に摂取することが重要です。
7. NaturecanのEPA DHAカプセル
Naturecanの「高濃度EPA+DHAカプセル」は一日あたりEPA 350mg + DHA 150mg(オメガ3合計500mg)を手軽に補給できる高濃度サプリメント。
マグロ・カツオ・イワシの3種類の青魚から抽出した魚油を使用しており、白身魚(タラなど)に比べてEPA・DHAを豊富に含んでいるため、より効率的にオメガ3を摂取できるのが特徴です。3種類の魚油を組み合わせることで、バランスの良い栄養補給をサポートします。
DHA・EPAは体内でほとんど作られないため、食事から摂ることが大切ですが、近年、日本人の魚介類の摂取量は減少傾向にあります。そんな現代の食生活に寄り添い、不足しがちなオメガ3を手軽に補える設計になっています。
8. オメガ3に関するFAQ

■なぜオメガ3が重要なのですか?
オメガ3脂肪酸は、体内で数多くの働きをする必須栄養素であり、健康とウェルネスにとって極めて重要であります。まず、オメガ3系脂肪酸、特にEPA(エイコサペンタエン酸)とDHA(ドコサヘキサエン酸)は、細胞の不可欠な構成成分であり、細胞膜の流動性と機能性に寄与しています。DHAが豊富に存在し、認知機能、記憶力に役割を果たしている脳では特に重要です。
オメガ3はまた、強力な抗炎症作用も持っており、身体の炎症反応を調整し、関節や腸の健康維持に役立ちます。オメガ3脂肪酸は心臓の健康にも不可欠で、中性脂肪値を制御し、滞りないめぐりをサポートします。さらに、オメガ3脂肪酸は目の健康、免疫力、気分の調整にも重要と考えられています。
体内におけるオメガ3脂肪酸の多様な役割を考えると、食事やサプリメントを通じてオメガ3脂肪酸を十分に摂取することは、最適な健康維持と、様々な健康上のリスクを軽減するために極めて重要であります。
■オメガ3は毎日どのくらい摂取すればよいのですか?
EPAとDHAを含むオメガ3脂肪酸の1日当たりの推奨摂取量は、一般的な健康維持を目的とした場合は250~500ミリグラムぐらいですが、特定の必要量は年齢、健康状態、個人の食習慣などの要因によって異なる場合があります。
■オメガ3サプリメントを摂取することによる副作用はありますか?
オメガ3サプリメントは一般的にほとんどの人にとって安全だが、大量摂取すると下痢や吐き気、生臭い後味などを引き起こす可能性があります。処方箋薬を服用している場合は、健康習慣にサプリメントを加える前に必ず医師に相談することをお勧めします。
■オメガ3は関節痛に効きますか?
オメガ3脂肪酸には抗炎症作用が期待されており、関節機能をサポートし、関節痛やこわばり、特にリウマチのような症状の緩和に役立つ可能性があります。
■オメガ3は肌に効果がありますか?
オメガ3脂肪酸は、お肌の水分レベルの維持を助け、肌荒れを防ぎ、皮膚のバリア機能をサポートすることで、皮膚の健康に寄与しています。9 様々な肌トラブルから守り、健康で輝きのある肌に導いてくれます。
■オメガ3はメンタルヘルスに良いですか?
研究がまだ浅い分野ではありますが、オメガ3脂肪酸、特にEPAとDHAは、脳機能をサポートし、炎症を抑えることによって、気分の調節に働きかけ、うつ病や不安の症状を緩和するのに役立つ可能性があると言われています。
■オメガ3サプリメントは妊娠中でも安全ですか?
オメガ3サプリメント、特にDHAを含むサプリメントは、一般的に妊娠中の摂取も安全であると考えられており、胎児の発育に役立つ可能性があります。ただ妊娠中の方は、安全性重視で摂取量や摂取源について医師に相談する必要があります。
■スケソウダラがオメガ3の優れた供給源となる理由は何ですか?
スケソウダラは、EPAとDHAを多く含むオメガ3脂肪酸の優れた供給源であり、心臓の健康、脳の健康、目の健康、そしてウェルネス全般をサポートします。
■スケトウダラ由来のオメガ3を調達することの環境面での利点は何ですか?
アラスカ産スケトウダラのオメガ3を調達することは、サステナブルな漁法と適切に管理された漁業による環境上の利点があり、海洋生態系と生物多様性の保全に貢献します。
EPA DHAサプリをチェック9. まとめ
EPA(エイコサペンタエン酸)とDHA(ドコサヘキサエン酸)は、魚油サプリメントや脂肪分の多い魚に豊富に含まれる必須オメガ3脂肪酸で、以下のような無数の健康効果をもたらすと考えられています。
・心臓の健康維持
・脳の健康維持
・目の健康維持
・炎症の抑制
・メンタルヘルスのサポート
オメガ3脂肪酸、特にEPAとDHAのサプリメントは、食事だけではこれらの必須栄養素を十分に摂取できない方に最適です。ネイチャーカンのオメガ3サプリメントは、タラ肝油カプセルやスケトウダラオメガ3など、手軽で便利なソリューションを提供しています。ビーガンや植物ベースの食生活を実践されている方は、当社の「藻類オメガ3」をお選びいただけます。