コラーゲンとは?
コーラゲンはタンパク質の1種で、私たちの肌や身体をつくっている大事な成分の1つです。私たちの体重の20%はタンパク質で出来ていて、そのタンパク質のうち30%はコラーゲンが占めています。コラーゲンはもちろん骨や血管、内臓にも存在していますが、肌は私たちの身体の中で最もコラーゲンが多い組織です。全体のコラーゲンの約40%は肌に存在していると言われています。
例えば50Kgの人の身体には10Kgのタンパク質量があり、そのうちの3Kgはコラーゲンで、3Kgのコラーゲンのうち1.2Kgは肌に存在しているという計算になります。
お肌におけるコラーゲンの役割
特に肌の土台となる真皮はその70%がコラーゲンで出来ていて、充分な量のコラーゲンが真皮に存在する事でふっくらとハリのある肌を保つ事ができます。
その1つの理由としてコラーゲンは他のタンパク質には見られない特徴的な構造をしていることがあげられます。コラーゲンは、17種類のアミノ酸が1000個以上繋がった鎖が3本集まって、バネのような三重らせん構造をつくっています。この構造のおかげでコラーゲンは伸縮性やしなやかさに優れており、真皮が肌の土台として表皮や角層をしっかりと支え、ハリや弾力のあるお肌が保てるのです。
コラーゲン量は老化で低下
しかし、残念ながらコラーゲンは加齢や紫外線によってその量が減少することが分かっています。これはコラーゲンを作っている真皮の線維芽細胞が老化や紫外線の影響で元気がなくなる事が1つの要因です。
コラーゲンが減った肌はハリや弾力が低下してシワやたるみができやすくなってしまいます。シワやたるみができると老いた印象になることはもちろん、顔に影もでやすくなり暗い印象に。
いつまでも若々しいお肌を保つために
コラーゲンは様々な食べ物に含まれていますが必要な量のコラーゲンを毎日食品から摂取する事は難しいです。また、分子量の大きいそのままのコラーゲンは身体に吸収されにくいですが、コラーゲンを小さな分子にしたコラーゲンペプチドであれば身体での吸収率が高くなります。さらにコラーゲンペプチドは線維芽細胞などの細胞に働きかけてコラーゲン合成を活性化させる働きがある事が様々な研究によってわかっています。
また、コラーゲンを構成するアミノ酸は他のプロテインには無いプロリンやヒドロキシプロリンといった特殊なアミノ酸を含んでいるため、コラーゲンペプチドはコラーゲンの材料となるアミノ酸を効率的に摂取できることになります。つまり、コラーゲンペプチドを毎日摂ることで、低下しがちなコラーゲンの合成を高めて年齢に負けないハリと弾力のあるふっくらしたお肌をサポートする事ができるのです。
是非、コラーゲンペプチドを日々の美容習慣に取り入れていつまでもふっくらとハリのある若々しいお肌を保ちましょう!